2022年2月から、建設キャリアアップシステムの登録をCCUS登録行政書士が代行申請することができるようになりました。
弊所は、代表行政書士がCCUS登録行政書士となっており、建設キャリアアップシステムの導入から運用までのサポートを承っております。
建設キャリアアップシステムとは
日本における人口減少と少子高齢化により、生産年齢人口(15~64歳)は2045年には約4500万人、割合としては老年人口が約4割生産年齢人口が約5割となる見通しです。
特に、人手不足と言われる、運輸、サービス、医療・福祉、宿泊・飲食サービス、建設業にとっては、将来的な労働需給ギャップが課題となります。
若い世代に向けて、キャリアパスと処遇の見直し、技能と経験に応じ、給与を引き上げ、将来にわたって建設業の担い手を確保し、建設業全体の価格交渉力向上につなげること、また、労務単価の引き上げや社会保険加入の徹底などにより、技能労働者の処遇改善に取り組むため、客観的な評価基準の設定手段として、建設キャリアアップシステムを官民一体で推進しています。
詳しくは一般財団法人建設業振興基金のサイトをご覧ください。
建設キャリアアップシステム(CCUS)の仕組み
①システムへの登録
登録はインターネットや窓口申請が可能。技能者にCCUSカードが交付されます。
②現場での読み取り
登録技能者は現場に設置されたカードリーダーなどでCCUSカードを読み取ります。
③就業履歴の登録
CCUSに就業履歴が登録されます。
④技能者のレベルを判定
レベルに応じた色のCCUSカードが交付されます。
⑤施工業者の施工能力を見える化
所属する職人のレベルや人数等に応じて、施工業者の施工能力を評価。結果は評価団体・国交省のHPで公表。
<技能者のメリット>
・カードのレベルアップにより、処遇改善につながる。
・仕事の記録をためて実力を証明できる。
・若い人たちは明確な目標でモチベーションアップ。
・将来的にはカード1枚で資格証の持参が不要。
<事業者のメリット>
・技能者を育てると施工能力評価がアップし、仕事が増大。
・若い人たちにアピールできる。
・現場管理事務の省力化。
・公共事業の入札評価アップ。
事業者の方へ 登録の代行申請をおすすめします。
CCUS登録は、技能者から同意を得た事業者が、技能者の登録申請を行えます。また、同様に、同意を得た事業者から他事業者の代行申請も可能です。
しかし、インターネットを利用した申請では、身分証明書や社会保険関係書類など、非常に多くの添付書類があり、それらを電子データ(JPEG形式)に変換したうえで、添付して申請することになります。
パソコンがあまり得意ではない、仕事が忙しくて時間がない、沢山の技能者がいるので、後々の管理が面倒だ、外国人技能実習生を受け入れる予定がある、という方は代行申請を検討してみてはいかがでしょうか。
令和4年2月から、行政書士による代行申請が可能となりました。
弊所にご依頼されるメリット
・事業者・技術者登録
弊所は、一般財団法人建設業振興基金による講習を受講した行政書士(CCUS登録行政書士)本人が登録手続きを行います。
・運用のご提案
CCUSは登録、カード交付を受けた後の運用が重要となります。
例 ・事業者情報の管理(許可情報の更新)
・技能者の入退社による紐づけ等の管理
・CCUSカードの紛失、ID管理等
このほかお客様には数多くの管理業務が発生することが予想されます。
「これから導入を予定しているがパソコンが苦手」、「既にCCUSを導入しているが、システムを管理できる人員がいないので今後の運用が不安」等、お客様(事業者)それぞれ違った悩みがあると思います。
CCUS登録行政書士が直接担当者様から現状をお伺いいたします。
ヒアリングした結果をもとに、CCUS導入及び運用のために、お客様に見合う、オーダーメイドによる運用プランのご提案をさせて頂きます。
料 金
弊所にご依頼された場合の報酬の目安です。
法人・個人事業者(一人親方は含まない)の場合
報酬(税込み) | 申請手数料(※) | 合計(税込み) | |
事業者登録 | 55,000円~ | 6,000円~ | 61,000円~ |
技能者登録 | 22,000円/1人 (10名以下) | 4,900円/1人 | 26,900円/1人 (10名以下) |
導入・運用支援 | 33,000円~ | 33,000円~ |
※手数料は運営団体に支払う登録料です。なお、事業者登録料は資本金によって違います。
建設キャリアアップシステムに関して、まずはお気軽にご連絡ください。