電子申請システムとは
令和5年1月から、建設業許可・経営事項審査の電子申請受付を開始することとなりました。
建設業の働き方改革推進の一つとして、建設業者、許可行政庁の事務処理負担を減らし、生産力の向上
、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえて、非対面での申請手続を行うことができる環境整備の目的から導入することとなりました。
これにより、会社や自宅のパソコンからインターネットで申請、届出書類作成ができることとなり、行政庁への訪庁や郵送申請が不要となります。
さらに、法務省(登記事項証明書)、国税庁(納税情報)等とのデータ連携により、これらの書類を取ったり、添付が不要となります。
電子化の対象となる手続き
建設業許可関係
- 建設業許可関係 許可申請(新規許可、許可換え、般特許可、業種追加、更新)
- 変更等の届出
- 廃業等の届出
- 決算報告
- 許可通知書等の電子送付
経営事項審査関係
- 経営事項審査申請(経営規模等評価、総合評定値)
- 再審査申請(経営規模等評価、総合評定値)
- 結果通知書等の電子送付
機能の概要
電子申請システムの利用にあたっては、デジタル庁が提供する「GビズID」が必要になります。
①事前に「GビズIDプライム」アカウントを取得、または取得後「GビズIDプライム」アカウントから作成した「GビズIDメンバー」アカウントを用意します。
②取得したGビズIDによる認証を受け、電子申請システムにおいて、申請書類等の作成を行います。
③Pay-easyによる手数料の納付。
④受付状況等の管理
⑤許可通知書、経審結果通知書等を出力
行政書士による電子申請
建設業電子申請システムは、行政書士が代理人となって手続きすることもできます。
「電子申請システムの操作などに不安がある」、「仕事が忙しく自分で電子申請をする時間がない」という方々も多いと思います。
これまで行政書士に建設業に関して各種手続きを依頼していたという方は、引き続き、行政書士が手続きを代理いたしますので、気になることがありましたら、当事務所までお問い合わせください。
建設業許可・経営事項審査電子申請システムに関しては、国土交通省のサイトに詳しく説明されていますのでこちらもあわせてご覧ください。